Moleskine Project Planner 2010 Accordian の写真付きレビュー
数ヶ月かかる長期間のプロジェクトを、Moleskineで管理したいと思ったことありませんか?
たとえばソフトウェア開発では、製品の企画、市場のリサーチ、要件定義、機能設計、詳細設計、コーディング、テストなど、数ヶ月に渡ってプロジェクトを管理しなければいけません。
数ヶ月に渡るプロジェクトの工程管理を、1日1ページや1ページ1週間のMoleskine Diaryに書き込むと、プロジェクトの全体像が見えなくなりますし、今やるべき作業を考える際に、しばらく先に必要になるけど、今やっておかなければいけない作業を忘れてしまうことがあります。
そこで、見開き1ヶ月のページで管理しようとすると、プロジェクト内にある複数の工程の重なり具合を見ることが難しいので、残業が急に多くなったり少なくなったりする可能性があり心配です。
今までのMoleskineでは困ってしまうプロジェクト管理で、利用できそうなMoleskineが出ていたのを見かけ、入手しました。
まずは、Moleskineではおなじみの、In case of loss, please return to:ページ。
続いて、付きの記号の見方が書かれたページ。
ここまでは、普通のMoleskineと同様です。
このページが、Moleskine Project Plannerが、他のMoleskineと大きく違うところです。
見開き1ヶ月で、日付が横軸にとられている、ガントチャート形式になっています。
縦軸に人員や作業内容を置き、横軸に日時(時間)をとって、横棒で行う時期や時間を視覚的に示した図である。各作業の開始時期・終了時期が把握しやすく、作業管理者にとって非常に有効な進捗管理方法として知られている。ガントチャート - Wikipedia
このガントチャートにはさらに秘密があって・・・
アコーディオン形式になっています。
「超」整理手帳のような、蛇腹形式と言うとわかりやすいかもしれませんね!
蛇腹形式になっているので、1ヶ月間の予定だけでなく、広れば12ヶ月分の予定を一気に見ることさえできます。(あまりやる人は居ないと思いますけど(^^;)
ここからは、ガントチャートページの裏面です。
メジャー、PERSONAL DATA、2011年のカレンダーがあります。
さらにめくっていくと、INTERNATIONAL HOLIDAYS 2010、TRAVELS PLANNING、TRAVELS MEMO。
あと、一部写真をとり忘れてしまいましたが、TIME ZONES、DISTANCES(sm)、DIALLING CODES、INTERNET TLD、 PLATE CODES、 MEASURES CONVERSIONS、 INTERNATIONAL SIZESがあります。
つぎに、1ページ1ヶ月の月間カレンダーがあります。
ポケットは、たくさん収納できる、マチ付きです。
付属の小冊子を見てみたところ、Moleskineの種類がかなり増えたことを実感。
数年前は、10種類程度だった気がします。
さて、Project Plannerの紙質についてですが、通常のMoleskineとは違います。そのため、Moleskineの紙質が好きで選んでしまうと、期待はずれになってしまうかもしれません。
できれば実物をさわってから購入されると良いと思いますが、Moleskine自体ネットを使わないと入手するのが難しい地域も多いですから、実物をさわるのは難しいかもしれません。
そのため、価格が700円程度でそれほど高くないので、買って試用してみて、ダメならあきらめられる人にお勧めします。